うさぎ式読書日記 240604

黄色い花

昨日も午後からの出勤で、なんか新しいサイトのドメイン移行とかがなかなかうまく行かないので遅くまで起きていたから結構眠く、ギリギリになって起き出して前の日に買ったPAULのクロワッサンを温めもせずに牛乳で流し込むような感じで食べて家を出た。
JRからセブンイレブン経由で市バスに乗って職場に行く。
外は暑いような、まだこのくらいならといった感じのような、そんな微妙なところで日差しを受けながら職場まで歩く。
出勤してから上司と打ち合わせをして、トラブル対応をして、それから会議に行ったらもう夕方で当直に入る時間になっていた。

夜の時間は比較的穏やかに過ぎて、20時ごろにKさんが仕事終わりでやってきて、前にやってみたらと話していた16Personalityをやってみたら「運動家」だったという話を聞いたりした。久しぶりに自分もやってみたら「仲介者」だった。
ずっと「仲介者」だと思ってたら去年違うタイプになったりしたので、逆に自分は基本的にはこのタイプなんだろうなとか思う。
落ち着いた時間に、はやしわかの「銀のくに」1巻を読む。
新潟のある町に住む主人公の高校生の女の子の家に、突然訳あっていとこの兄妹2人が同居することになった。その兄の方は自分と同い年の男子で、どう接したらいいのかわからない。でもそれはお互いに思っていたことだった、というようところから始まっていく話だ。
いきなり自分の家に男子が住むようになってどうしよう、みたいなのは本当によくある話だけど、物語の雰囲気は全然ありふれたものではない。
この話がいいなと思うのは、2人の話、家族の話がメインのようでいて、新潟の雪降る町の日常の風景というもう少し大きい視点があるということだ。
お父さんが車の中で北越雪譜の一節と思しきものを誦んじるところも素敵だし、その土地ごとを描いていこうというところが読んでて本当にいいなあと思った。

漫画を読みつつ、ブログの移転作業をまた続けた。
最初は新しく借りたレンタルサーバーにusayamabooks.comを移転したつもりなのになにも表示されなかったりして、ちょっと心が折れそうになりながらもひたすら検索して試して、を繰り返してどうにかした。
やっと深夜にドメインの移行がうまくいったと思ったら、今度はフォントがちゃんと制御できない。
ChatGPTとかGeminiとかに聞いてみるとそれらしき答えが返ってくるんだけどそれでもうまく行かなかったりして、一行ずつWordPressのCSSを見続けては各所を変更するってことを繰り返して、2時ごろにいつの間にかうまくいっていることがわかったりする。

朝も仕事上特に大きなトラブルはなく、結構早く職場を退勤することができた。
バス停までの道の途中の団地で共同管理している花壇で紫陽花とかなにか黄色い花が咲いていて、それを眺める。
4月から5月にかけて、神奈川現代文学館でやっていた「帰ってきた橋本治展」に何度も通ったのだけど、その度に港の見える丘公園を通った。
そこのバラやその他の草花をぼんやり見ているうちに、なんかあまり気にもしてなかった道すがらの花もいいなって思えるようになってきた。
職場の近くのバス停で待っていたら、30代くらいの男が横持ちしたスマホを見ながらやってきて、横に並んだと思うと「俺をおちょくってんのか」と小さく呟いたので驚いて横を見たら、手元のゲームに独り言を言っているのだった。

そのあと駅前に着いて、最近また行くようになったドトールでこの日記を書く。
向かいに座った女性がMacBookを開いて脚本か台本のようなものを推敲していた。
立ち上がってどこかに行ったり煙草を吸ったりスマホを見たりYouTubeを見たりと全く捗っていないようで、そのことがちょっと心配になりながらそれを見ている。

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