今日までで今年一番買ってよかったと思うのは、いしいひさいちの「文豪春秋カレンダー ’26」だ。
週めくりカレンダーで、いしいひさいちが文学界を描くシリーズ「剽窃新潮」に出てくるおなじみのスターシステムのキャラクターのエピソードが毎週楽しめる。

サイズも手頃だし、置いても吊るしてもいいし、二十四節気や月齢、あとは今が今月の第何週なのかもわかるようになっていて、めちゃくちゃ使い勝手がいい。
今年になってから毎週日曜日にはこのカレンダーをめくっているんだけど、もう3月になってしまったんだなって思う。

今日はわりかし調子がよくて、もう午前中に起きて朝食を作って食べたりしたし、買い物に行って作り置きのおかずを作って冷凍したりとかできた。
あとは、全く連絡できていなかった知人友人へLINEを送ったりもした。
駄目なときは本当に駄目なので、今のうちにやっとかなくちゃいけないと思って、できる限り送る。
ただ、今は小康状態という感じもあって、いつまた転落するのかがわからず、ちょっとしたきっかけが自分を死の淵に引きずり込もうとしているんじゃないかという恐怖がある。

T田さんにこの前貸してもらった寺尾紗穂の「原発労働者」(私家版)を読みはじめる。
こういった言い方が適切なのかわからないけど、とても面白くてちょっと勿体ない気持ちにもなる。

あとは、これも借りている本で、おさないひかりの「300年のヒント」(これも私家版)を読み直す。
ページをめくるたびに言葉のフラグメントが置かれていて、それを読み進めていくと、体の表面の醜さの描写から、「あなた」との関係、そしてもっと大きい時間の流れへとつながっていく。
初めて読み始めたときは、よくある自意識の強い感じの詩集なんだろうかと思ったけれど、ぎりぎりのところで外側への回路が開かれているような気がして、だけどもあまり明るくないところが今の気持ちにとても符合するようで、いいなと思いながら読み直している。