日曜日に当直が入ると週末の休みが消えてしまい、またもや13連勤もすることになってしまった。
その間に同僚に誘われて2回もスーパー銭湯に行って、それは結構よかったりはした。
どちらの日も混んでいたんだけど、たいてい高校生か大学生のグループがいて、ユーチューバーになろうかなそれよりもみんなで得意なこと合わせて工務店やろうぜとか、そんな話をほほえましい気持ちで聞いたりして、でもちょっとこれだけ男ばかりいると変に息苦しさもあったりした。
日曜日はインテックス大阪で開催されていた文学フリマ大阪に行った。
道中でも万博と方面がほとんど同じだからすごい人で、潜むようにただ体を移動させる。
「星座盤」のブースに伺って、あまざき葉さんなどとすこし話ができてよかった。
そのあと、適当に回ろうと思ったけどもすごい人で、更には文フリは本当に久しぶりだったので、過ごし方がわからなくなってきて一旦外に出た。
外のカレー屋で売っていた黒豚コロッケカレーというのを頼んで食べながら、ちょっと心を落ち着ける。
カレーはすこしだけ本格的な辛味もあり、ただ、カレーに入っていたら白豚でも黒豚でもわかんないよな、とか思う。
カタログを見ていたら、二村ヒトシとか三宅香帆とかそんな人達も出してるんだなとか思う。
そういえば、見本誌コーナーにまず行って、良さそうな本を実際のブースで買うっていうのをかつてやってたなってことを思い出したので、そうすることにした。
もう一つ、段々と思い出してきた感覚は、小説系は立ち読みしても面白いかわからない、詩歌関係はちょっと読めば買ったほうがいいかくらいはわかる、というもので、それも実践していった。
小説に関しては事前に情報を集めたり作者をしっかり知っておかないと、って思う。
どちらにせよ見本誌コーナーのいいところは、作者の眼の前で本を読む緊張がなくて助かるってことだ。でも、たまに作者の人と話をすることで買おうかなって思うこともあったりはする。
そうやって結局10冊くらい買って帰る。
昨日はまた当直で24時間勤務だった。
合間に読もうと思って前日に買った成果物もいくつか持ってきたけれど、何気なく手に取った大阪のセクマイ当事者サークル(もとはゲイサークル)G-FRONTが発行しているミニコミ誌を読み始めたら止まらなくなってずっとそればかり読んでいた。
1996年発行の「Poco a poco 」7号というので、「特集 オネエ」と表紙に書いてある。
「オネエ」をテーマにサークル内でのアンケートや対談、論考などが掲載されていてかなり読み応えがある。
内容は、ゲイ男性の多くが「オネエ」だったりもしくは「女性」的な内面を持っていて、それなのにどうしてオネエは嫌われたりモテなかったりするのか、という話が一番大きい部分ではあったけど、そこで展開されている議論は複雑で多層的なことに驚いた。
ここ1、2年ずっと、「―だわ」「―しちゃうわ」とか言いながら話すと、とても気持ちが楽というか極端なことをいうとちょっと心が開放されるというかそんな感覚があるのはなんでだろう、って思っている。
でも、こんな話し方は女性でもしてなくて(まあ関西だってこともあるけど)、じゃあ誰がしてるのかって言えばオネエくらいだなと思っていて、じゃあ自分は一体何になりたいんだろうとか、どこに行こうとしてるんだろうとかずっと考えちゃったりするわけだ。
この頃ずっとそんなことを考えていたのですごくタイムリーだなと思って買ったんだけど、例えば自分のことをなんて呼べばいいのかわからないという問題についても言及されていたりしてめちゃくちゃ共感じた。
だって、この日記自体も今は「自分」なんて書いているけれど、「僕」なのか「わたし」なのか、「俺」は絶対違うし、みたいな一人称を巡った苦しさというものも今感じながら書いているんだけど、そういった話についても伏見憲明の言葉を引用しつつ語られていたりして、とっても面白かったから必死になって読んでしまった。
ゲイコミュニティの話とか言われるとそういった場所とは縁がなかったので全くわからないんだけど、およそ30年も前に出されたzineがまだ入手可能で、さらには2025年に読むことになる自分に届いてくるってこと自体がすごいことだなって思う。
そうかあ、G-FRONTのブースにいた人たちは、こうやってずっと文フリに出て、自分たちの本をこうやって届けようとしているんだなあとかしみじみ思っていたんだけど、あとから調べたら今年が初出店だったということがわかったり。
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