うさぎ式読書日記241120

明け方夢を見た。
岡山の万歩書店のような広い古本屋で本を選んでいて、欲しい本を脇に挟んでいたらうっかりそのまま店の外に出てしまった。
道を歩いているときにそのことに気付いて、前を見たら4人の警察官に囲まれていた。そしてそのまま逮捕されて、自分の量刑が26年だということがわかる。
わたしはたまに自分が収監されるかもしれないとかされてもいいとか考えることがある。
ひとつはそれに足るようなことをこれまでにし続けてきたという意識で、もうひとつは他人との関係にこれほど煩わされたり苦しめられたりしなくて済んで、規則正しい生活をしながら本を読む時間が少しできればそれでいいのではないかとずっと思っているからだった。
なのに、このとき思ったのは、もう会いたい人と会えるのが26年後になってしまうんだ、ってことだった。その頃にわたしはもう70代半ばになってしまっている。
そう思うと悲しくて悲しくて仕方がなくておかしくなりそうで、そんな気持ちのまま目を覚ましたのだった。

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